人気ブログランキング | 話題のタグを見る

夏休み 2015 次子編

今年大学生になった次子は、ワンダーフォーゲル部に所属している。
中学や高校で運動をしていない彼女が、
山登りをするとは、私には意外だった。

筋トレ、ランニング、近場の山登りを繰り返し、
夏休みには南アルプスへ出かけていった。
春の合宿では、20キロのザックを持ち上げて、担ぐことが、
ひとりでできなかった彼女も、今回の合宿では、25キロを担いであがったという。


瞬発力を求められる球技などと違い、
丹念に計画を立て、きちんと準備し、しんどくても粘り強くいっぽいっぽ歩く山登りは、
のんびり屋の彼女に合っているのかもしれない。
でも、そんなに甘いものじゃないのは、彼女も気づいたようだ。
「何をやっても、みんなすごく早くてびっくりした。
自分がこんなに遅いとは。」とこぼしていたのは、5月頃だったか。

けれど体力もない、要領も悪い彼女を見捨てずに、
山に連れて行ってくれる先輩方には、感謝している。
女子が多いパーティでは、その分男子がカバーして
荷物を多く担いでくれているらしい。
夏休み 2015 次子編_f0088647_19233598.jpg


今回の南アルプスでは、台風が近づいていたため、北岳登頂は見送られた。
けれど、初めて、3000メートル級の山を経験した彼女は、
頂上からの眺めに魅了されてしまったようだ。

そう、この世にこんな世界があったのかと、興奮したことが、私にもあった。
もう25年以上前のことだけれど。

夏休み 2015 次子編_f0088647_19233653.jpg



Commented by レモン at 2015-09-07 00:39 x
ワンダーフォーゲル...って登山部とか山岳部とかとはまた違うものなの?(呼び方の違いだけなのか、なにか違いがあるのかわからず)
でも、山登りをする部...なんだよね?
山登りは、取り憑かれたように好きになったりする人も多いよね。
うちの学校の先生も、登山を愛してて山への愛をたくさん聞かされた。
でもなんで、山登りをやってみたいと思ったんだろう...不思議。

きちんと体力もついてきて、無事に登頂おめでとう。

Commented by yukarim at 2015-09-07 09:11 x
夫が大学入学当時ワンゲル部でした。
ものすごいスパルタで、意味もない重い荷物を担いで上がるとかで、身体を壊してやめたらしく、その後ハイキング&キャンプ部のような軟弱な天文同好会に鞍替えしたらしい。
山登りって中高年もやってるから楽なのかと思うけど、坂道も苦手な私には無理です。ものすごく地道でしんどいと思う。
キャンプ好きな夫に連れられて楽なオートキャンプはやるけど、登山となると別物で、命の危険もあるからね。
他人のお世話にもなるし、時にはお世話もしなくちゃいけないし、絆も生まれますよね。
そして、登頂の景色も達成感も、やった人のみが味わえる至福でしょうね。
Commented by senbe-2 at 2015-09-07 21:31
レモンちゃん、
私も違いについてはよくわからないんだけれども、
日本の高校や大学にあるワンゲルは、山岳部より、やや柔らか路線なのではないかと思います。
次子の所属するワンゲルも冬山には登らないそうです。

でも登山をすることには変わりないので、
心構え的なものは、変わりないようです。
合宿に行く3日前から天気図を書くそうです。
それができていないのなら、出発さえしないと。

ワンゲルに入ったのは、運動部に入ったほうが良いという高校の先生のアドバイスがあったから、体育会の中で、自分にできそうなのを考えたそうです。

Commented by senbe-2 at 2015-09-07 21:58
yukarim、
スパルタなワンゲルでしたか。大学の部活というものは、
特殊な伝統が延々と受け継がれたりするものだから、
大変ですね。それでもキャンプやハイキングをする会に入ってのだから、
本当にアウトドアが好きなんですね。

中高年も行ってる山だけど、
私はもう無理かなと思います。
若いときでも、危険な場所がたくさんあったし、
それを今の体力でって考えると、
無理は禁物やなあと思います。

先輩たちにすごくお世話になっています。
能力的にも、金銭的にも。
来年から自分が先輩になるんだから、
トレーニングして、お金も貯めていかなきゃねと言っています。

山はいいよ。
世界が違うからね、地上とは。
登って降りるだけじゃなく、
縦走すると、景色が良くって、
山が好きになると思うよ。
by senbe-2 | 2015-09-03 13:15 | おでかけ | Comments(4)

日々の小さな幸せを綴っています


by senbe-2