末男の卒業式

末男の卒業式は10日。
その日は雨の翌日で、天気は晴れたものの
寒くて強風の吹く大荒れの日だった。


入場を終えた卒業生の席に目をやると、
最後尾に空席が一つずつ
どのクラスにもある。
予備の椅子を置いているのかと思ったが違っていた。
どうやら不登校の生徒のための椅子だったようだ。
今この瞬間、この子達はどんなことを思っているのかと
思わずにはいられない。そして彼らの親の気持ちも。




式は滞りなく終わり、卒業生退場のアナウンスのあと、
1組から順に出て行く。
その時1組に所属する末男が大声で叫んだ。
「⚪️⚪️先生3年間ありがとうございました。」
続いてクラス全員が「ありがとうございました」と続く。
こんなに大声で叫ぶことができる末男には
この学校で確かな居場所を持つことができていたのだろう。
勉強面や部活動ではいつも何かと問題を抱えていたし、
学校からの呼び出しも数回あった。
それでも、学校が好きで、友だちに恵まれ、楽しい中学生活を送ることができた。
それは本当に幸せなことだと思う。

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写真は式の後、部活動の仲間と一緒に顧問の先生にご挨拶。
ちゃんとした挨拶も考えていなくて、モジモジしている子どもたち。
ちゃんと考えておかんかい!と言いたくなった。

帰宅してから、学年主任の先生が作ってくださったであろうDVDを観た。
3年間撮りためられた映像がたっぷり収められていた。
映像は入学式の前から始まっている。
愛されていたんやなあと、ありがたく思う。
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Commented by yukarim at 2015-03-16 15:20 x
末男くん卒業おめでとうございます。
おめでた続きですね(^_^)
よい仲間と先生に巡り合えてよかったですね。

それに比べて不登校の子って、悲しいかな最近ではそんなに特別じゃなく、普通にいますね。知り合いにもいます。もういい大人なのに、家にいて家族とは行動するけど、友達もいなくて、もちろん就職もしていません。明るいお父さんですが、先のことを考えると暗くなるって言ってました。当然ですよね。
最近はわりと簡単に学校から遠ざかることは許されるけど、いざ社会で生きて行こうとするとなかなか門を開けてもらえなかったり、本人も入れなかったり、そのへんの危険性は早いうちに自覚させて対処すべきなんじゃないかなぁ。
生き場所がないのは大変なことだよね。
精神的に未熟な人も多いし、発達障害の子も増えてるみたいで、はじかれる人が多いと思う。
でも社会に余裕があればいろんな人を受け入れられるのになぁとも思う。
Commented by senbe-2 at 2015-03-16 21:20
yukarim、
本当に珍しくないです。
理由もはっきりしたものがない場合もあるようで、
どう対処して良いのかわからない親も多いんじゃないかな。
長い時間をかけてもよいから、社会で生きていけるように、
なって欲しいです。急がず、でも諦めずに。
勉強ができなくても、お行儀が悪くても、
たくましく生きていける、それだけで幸せなんだと思いました。
by senbe-2 | 2015-03-16 00:57 | 生活 | Trackback | Comments(2)

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