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こどもに背中を押されて・・・

前の記事を投稿し終わり、晩ごはんの準備に取りかかった5時45分頃、
夫から☎が。

夫が参加した講演会の二次会が6時からあるよ。
来ない?って。

え、え〜っこのタイミングで...と頭では無理だと思いながら、
講演者と話ができるチャンスじゃないか。
行きたい。でも、ご飯が・・・洗濯物が・・・・
お昼ごはんの片付けも実は終わってない・・・・。
親としてこのタイミングでご飯作りを放棄して出かけるのは
無責任じゃないかと、心がつぶやく。
「やっぱり無理」と☎を切った。

台所に戻った私に次子が
「行ってくればいい。
私が洗い物もご飯も洗濯物の取り入れも、みんなやる。」
と言ってくれた。

いいのかい?次子。
本当にすべてを任せていいの?

「いい。」きっぱりと答える次子。

そんなわけで、すぐに出かけた。
会場まで1時間かかったから、遅刻はしたけど、
講演者とみっちりお話ができた。
充実した時間を過ごすことができた。
ありがとう。次子や彼女を手伝った末男に感謝だ。

同居していたら、こんな勝手なことは許されないだろう。
核家族の分、今まで夜の外出は控えてきたし、
まして用意もせずに出かけることなどなかった。
心のどこかでは、夫程に自由に動けない自分にもどかしさを感じながら
生活をしていたのだ。
今回も我慢することもできた。母親なのだから仕方がないと
自分を納得させることもできた。でももっと自由に動けたらどんなにいいだろうと
いう夫への嫉妬を感じていただろう。

会場へ着くまでの車の中で、
次子だって頼まれたかったのではないかと、ふと思った。
あの時、私が、やっぱりみんなのことが心配だから家に居ると決めていたら、
次子はがっかりしただろう。
自分には任せてもらえないのだと、自信を失っていたかもしれない。
そう思うことで気持ちが随分と楽になった。
私が家を離れることで、こどもが自分でご飯を作るチャンスを作ることができたのだと
思うことにした。


中2になったばかりの次子、
母の為に自分にできることを考え、行動に移した彼女を
私は一人の人間として立派だと思う。
Commented by yukarim at 2010-04-11 22:11 x
次子ちゃんはお母さんのことが好きなんだね。
お母さんのすることをよく見てるし、
お母さんのしたいこともわかるんじゃない?

なんかいじらしいよね。ほろっとしたよ。
平等に接しているつもりでも、それぞれの子どもの受け取り方は違うし、返し方も違う。

次子ちゃんはやりたくてやっていると思うけど、
それは、お母さんに対する愛だと思うよ。
Commented by lisacafe at 2010-04-12 14:54
はじめまして、リーサと申します。
私も週末に同じような体験をしました。私の場合、自分が常日頃いい加減なので、せっかくの休みなんだからみんなで食事をしようと思って、娘の申し出を断ってしまいました。
senbe-2さんが書かれた「頼まれたかったのではないか」という所を読ませていただいてハッとしました。

過去の記事も少しずつ読ませていただいています。
ありがとうございます。
Commented by senbe-2 at 2010-04-13 10:54
yukarim、
私、愛されてる?
私も次子のこともっと気をかけてあげなきゃね。
私からの愛が足りてないのかもしれない。
自分の中の思いがみんな伝わってるわけじゃないから、
思うだけでなく、行動にうつさないといけないね。
yukarimが言う様に、こどもに寄って受け取り方がちがうんだよ。
その子に合った方法で伝える一工夫がいるわ。
Commented by senbe-2 at 2010-04-13 11:12
リーサさん、ようこそいらっしゃいました。
自分がその場にいたい場合は申し出を断ってもいいと思うのですよ。
娘さんとも一緒に過ごしたいのですから。
私の場合、我慢して残ろうとしたのです。

頼まれたかったのでは・・・と思う様になったのは、
こどもは何でもやりたがっている。親がその子の為にと思いながら手を出すことで、その子が自分でやるチャンスを奪っていることだってあるのですよ、というある人のメッセージを思い出したからなんです。今回は自分の都合の良い様に使わせてもらいました。(笑)

リーサさんは何か趣味で活躍されている様ですね。
またその辺も詳しく教えてくださいね。
Commented by いい家族だな~~♪ at 2010-04-15 07:38 x
お母さんの行きたいと思う気持ちを尊重してくれた次子さん、本当にいい子だな~~♪
それに、次子さんも責任を持って家族のために何かをする事は、
自信と、家族の(今回はお母さんの)ためになったという喜びがあったと思います。

同居だとね~~・・・・・結局、子どもは、手出ししにくいし、親も舅・姑の嫌味を聞くぐらいなら・・・
って動けなくなるんョ(~_~;)
こういうときに、「代わりにやってやるよ!」なんて言える姑がいたら、凄いな!!
って思う私です(*^日^*)゛
我が家の娘と息子・・・・絶対に、家では家事をしなかった!!
『嫁がすべき!』というG&Baの暗黙の観念を感じていたのと、お手伝いをしようとしたときに
Gさまに『邪魔するな!!』と怒鳴られてきた賜物だと思います( ̄∇ ̄;)
今更、この感覚は修正できないんだろうな~~ε-(´・`)
Commented by senbe-2 at 2010-04-15 11:07
まぐ子さん、ですよね。

同居されている家族のことを考えると、
私なんて、ほんとに自由の身ですね。
ある程度の制約は核家族にもあるけど、
精神的な負担の量が全く違うもの。

もし同居することになったら、
一晩くらい孫の面倒見てやるから、二人で楽しんでおいでって言ってやられる姑になりたいね。そのかわり、私も遊ばせてもらうよ、その時は送り迎えよろしくね、なんて言えたらいいね。

こどもたちが育つ環境でその子の考え方はかなり決まってしまうよね。まぐ子さん家の場合は、素直にそう言うものだと受け取られたか、反面教師で、俺はこうするという明確な意志が生まれたか、それはまだわかりませんね。私の予想では、娘さんはかなり違う考えをもたれているのではないかと思いますよ。
by senbe-2 | 2010-04-11 00:35 | 生活 | Comments(6)

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