とんど
2010年 01月 16日
毎年1月14日はとんど。
その日が月曜日でも火曜日でも日曜日でも関係ない。
今年は木曜日だった。
できれば休みの前の夜にできないかと、長老に尋ねてみた友は、
あっさり「できない」と言われたらしい。
そうなのだ、とんど焼きは14日と決まっているのだ。
成人の日を勝手に変えた方が悪いのだ。
その週の日曜日に夫たちが作った。
とんど作りは毎年夫が参加してくれる。
近所の中では夫はまだ若いもんらしく、
それなりに役に立っているようだ。
とんどに糸がついている様に見えるのは針金。
焼け出した時、どちらの方角に倒すか、
あらかじめ決めて取り付けておくのだ。
向こうの小さいのが末男たちが作ったとんど。
今年は特に小さい。
それを指摘したら、末男がものすごい剣幕で怒ってきた。
今年は子どもが少なくて、これを作るのも大変だったのに、
とんど作りに参加さえしていない母親に口出しされるのが悔しかった様子。
ごめんごめん。
夫の実家からお鏡餅をもらってくる。
夫の実家のとんどは、子供会の方でお餅まで用意してくれるらしく、
毎年余るから・・・ともらってくることにしている。
お鏡餅を飾る時に半紙の上にお米をパラパラとまいてから、
お餅をのせるので、カビが全く生えていない。
もらっていた大きなお餅の塊を、
包丁で切る。固い、固すぎる。
刃が立たないとはこういうことだ。
この場合「歯」が正しいが、今回は「刃」だ。
長子に手伝ってもらったが、昨夜のうちに夫に頼んでおけばよかったと、
深く後悔した。長子は私よりか弱かった。
割ればいいというが、やっぱりきれいに切りたいから半分くらいまで切って、
後はその流れで割るという方法でなんとかしのぐ。
点火して間がない頃の画像。
子どもたちは子どもとんどを楽しむ。
単なる火遊びだともいえるが、
火の熱さ、燃え方、消し方を遊びながら覚えることができるのは幸せなこと。
火が落ち着いていい炭が出来上がった頃に、
餅焼きが始まる。
画像はよそんちの餅焼き風景。
やはり切れなかったと見える大きな餅の塊が。
そうだよね、そう簡単に切れるものじゃない。
6時点火で、結局9時頃までは遊んでいた。
夫は9時半に帰宅、
ちょっと気になるからとまだ燃えているとんどの現場へ。
一度帰宅して腹ごしらえをした後、再び火守をしに出かけていった。
いつもなら、年配者の方々もお酒を片手にちびりちびり火の守をするが、
今年はかなり冷え込んでいたからか、
早めにみんな出来上がり、帰っていってしまった。
残ったのはほんの数名。
翌日が休日なら火の守も楽なんだけどね。
神様にはそんなこと関係がない。
夫が帰宅したのは12時過ぎ。
お疲れ様。
焼いた餅は勿論その場でいただくが、
今年は焼いたのを少し持ち帰って、
翌日おぜんざいに入れてみた。
固く焦げ目がついた餅がお汁粉と絡み合って、
おいしかった。
お〜っと、これは夫にはナイショだったな〜。
でも大丈夫、
夫はこんな長い私の文章を最後まで読むわけがないから...(笑)
たぶん...。
その日が月曜日でも火曜日でも日曜日でも関係ない。
今年は木曜日だった。
できれば休みの前の夜にできないかと、長老に尋ねてみた友は、
あっさり「できない」と言われたらしい。
そうなのだ、とんど焼きは14日と決まっているのだ。
成人の日を勝手に変えた方が悪いのだ。
その週の日曜日に夫たちが作った。
とんど作りは毎年夫が参加してくれる。
近所の中では夫はまだ若いもんらしく、
それなりに役に立っているようだ。
とんどに糸がついている様に見えるのは針金。
焼け出した時、どちらの方角に倒すか、
あらかじめ決めて取り付けておくのだ。
向こうの小さいのが末男たちが作ったとんど。
今年は特に小さい。
それを指摘したら、末男がものすごい剣幕で怒ってきた。
今年は子どもが少なくて、これを作るのも大変だったのに、
とんど作りに参加さえしていない母親に口出しされるのが悔しかった様子。
ごめんごめん。
夫の実家からお鏡餅をもらってくる。
夫の実家のとんどは、子供会の方でお餅まで用意してくれるらしく、
毎年余るから・・・ともらってくることにしている。
お鏡餅を飾る時に半紙の上にお米をパラパラとまいてから、
お餅をのせるので、カビが全く生えていない。
もらっていた大きなお餅の塊を、
包丁で切る。固い、固すぎる。
刃が立たないとはこういうことだ。
この場合「歯」が正しいが、今回は「刃」だ。
長子に手伝ってもらったが、昨夜のうちに夫に頼んでおけばよかったと、
深く後悔した。長子は私よりか弱かった。
割ればいいというが、やっぱりきれいに切りたいから半分くらいまで切って、
後はその流れで割るという方法でなんとかしのぐ。
点火して間がない頃の画像。
子どもたちは子どもとんどを楽しむ。
単なる火遊びだともいえるが、
火の熱さ、燃え方、消し方を遊びながら覚えることができるのは幸せなこと。
火が落ち着いていい炭が出来上がった頃に、
餅焼きが始まる。
画像はよそんちの餅焼き風景。
やはり切れなかったと見える大きな餅の塊が。
そうだよね、そう簡単に切れるものじゃない。
6時点火で、結局9時頃までは遊んでいた。
夫は9時半に帰宅、
ちょっと気になるからとまだ燃えているとんどの現場へ。
一度帰宅して腹ごしらえをした後、再び火守をしに出かけていった。
いつもなら、年配者の方々もお酒を片手にちびりちびり火の守をするが、
今年はかなり冷え込んでいたからか、
早めにみんな出来上がり、帰っていってしまった。
残ったのはほんの数名。
翌日が休日なら火の守も楽なんだけどね。
神様にはそんなこと関係がない。
夫が帰宅したのは12時過ぎ。
お疲れ様。
焼いた餅は勿論その場でいただくが、
今年は焼いたのを少し持ち帰って、
翌日おぜんざいに入れてみた。
固く焦げ目がついた餅がお汁粉と絡み合って、
おいしかった。
お〜っと、これは夫にはナイショだったな〜。
でも大丈夫、
夫はこんな長い私の文章を最後まで読むわけがないから...(笑)
たぶん...。
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minazuki-3 at 2010-01-17 12:42
毎年決まった行事が身近であるのは、いいことだと感じます。
地域皆さんで作るところから組み立てるのが、いいのでしょうね。
末男くん達、子供さんは人数が少なくなって大変だったのだね。
ご苦労様でした。
鏡餅もきっちりとお供えしていると、鏡開きも出来てお汁粉やおぜんざいも楽しみだね。
半紙にお米で、カビが生えないのだと。
覚えておきたい、知識ですねありがとう。
今年は寒かったので、火を守るのも大変だったでしょう。
15日が成人の日で無くなったのは、私も残念に思います。
やっぱり、祭日がきっちりある方がいいよね。
地域皆さんで作るところから組み立てるのが、いいのでしょうね。
末男くん達、子供さんは人数が少なくなって大変だったのだね。
ご苦労様でした。
鏡餅もきっちりとお供えしていると、鏡開きも出来てお汁粉やおぜんざいも楽しみだね。
半紙にお米で、カビが生えないのだと。
覚えておきたい、知識ですねありがとう。
今年は寒かったので、火を守るのも大変だったでしょう。
15日が成人の日で無くなったのは、私も残念に思います。
やっぱり、祭日がきっちりある方がいいよね。
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senbe-2 at 2010-01-17 15:02
みなずきさん、
地域の力ですね。一人じゃできないこともみんなでやれば続けられます。
子どもはもう大きくなっている家庭でもお餅だけ焼きにこられる方もいます。ここで焼いたお餅はおいしいんだって。
はたして、私は末男が中学生になったら焼きに出てくるかな?
って思っちゃいました。
15日の小正月=成人式だとわかりやすいのにね。
最近は何日が成人式なのかわからなくなってきました。
その他にも一つ15日を祝日にしておいて欲しかった理由が私には有るのですよ。それは次の記事で。
地域の力ですね。一人じゃできないこともみんなでやれば続けられます。
子どもはもう大きくなっている家庭でもお餅だけ焼きにこられる方もいます。ここで焼いたお餅はおいしいんだって。
はたして、私は末男が中学生になったら焼きに出てくるかな?
って思っちゃいました。
15日の小正月=成人式だとわかりやすいのにね。
最近は何日が成人式なのかわからなくなってきました。
その他にも一つ15日を祝日にしておいて欲しかった理由が私には有るのですよ。それは次の記事で。
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L3M0N at 2010-01-18 23:32
とんどってほんとに地域の行事って感じがします。
お餅、たしかにおいしいよね。
炭火焼きみたいなものだからかな。
あたしも土曜にあんこを炊いていたので昨日ぜんざいしました。
寒い冬にはおいしいよね〜。
しかし火の番ってのはいつも思うけどたいへんだよ。
お餅、たしかにおいしいよね。
炭火焼きみたいなものだからかな。
あたしも土曜にあんこを炊いていたので昨日ぜんざいしました。
寒い冬にはおいしいよね〜。
しかし火の番ってのはいつも思うけどたいへんだよ。
by senbe-2
| 2010-01-16 22:38
| 生活
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Comments(3)